2012年03月03日
3度目のアカガシラカラスバト
今日もどこのボートも空きがなく、海に出れず、いかがしたものかと思ったのだが、なかなかいいアイデアが浮かばなかった。そこで、目にとまったのが、持参したリニアPCMレコーダー。クジラの鳴き声の録音用に持ってきたのだが、前から録りたかった小笠原の波の音を録音しようと思いつく。そこで、バイクにまたがり海へ。
午前中は釣浜で、波の音を録音。その合間に写真もテキトーにパチリ。
さて、午後からどうしよう。そうだ!初寝浦のビーチに行こう。ここなら島中に溢れかえるシニアや学生さんも滅多に来ないはず。なぜなら、ビーチに下りる山道の勾配が急で、結構しんどい。
それに、ここは以前、幻の小笠原の固有種であり絶滅危惧種のアカガシラカラスバトに以前遭遇した場所だ。途中に会えるかもしれない。会えれば、人生で3度目のミラクルである。これで運気を変えよう。
またバイクにまたがり、初寝浦の入り口に到着。急な階段をどんどこ下りていく。もちろんアカガシラカラスバトを探しながら。が、聞こえてくる鳥の声は、あざ笑うかのようなウグイスの鳴き声。気にせず、先へ先へ。色々な場所ですれ違った観光客とは、全くすれ違わない。フフッ、その点では読みが当たった。そうこうしてる間に、なんとかビーチに到着。誰もいない。この海、独り占め。ヤッホー・・・といく予定であった。
ところが、ビーチ裏の茂みでけたたましいエンジン音。見ると作業員なオヤジ達。音は自家発電機がうなる音。生態をコントロールするための防護策を作っておった。すなわち、ここでは波の音を録ることが出来ない。ガーン。折角ここまで下りてきたのに。意気消沈。
ここで気を取り戻し、帰り道、山を登ってる途中にアカガシラカラスバトに遭遇するやもしれぬ。そうすれば、この苦労も報われる。帰り道はキツイ上りなので、すぐに大腿筋がパンパンになる。身体の内からほとばしる乳酸の量を加減しながら、頑張って元来た道を登る。寒い小笠原なのに汗ダラダラ。
ガムシャラに上り、遂にスタート地点に着いた。は~っ、疲れた。偉いぞ、自分!と褒めてやった。そこで、旦那、何かお忘れでないかい?って自問自答すると、そう、アカガシラカラスバトとの再会は淡くも儚く散ってしまってたのでした。
しとど流れる涙を風で飛ばしながら、バイクを走らせ、三日月山展望台へと向かう。ここで、夕日を拝むことが出来れば一日の締めくくりにちょうどいい。待っててくれ太陽。日没前の5時に到着。三脚を立て夕日を待つ。厚い雲。う~ん、5時半時間切れ。駄目だこりゃ。すごすごと宿に戻った私でありました。
もひとつオマケにオチが・・・録音した波の音・・・バッチリかと思いきや後で聞いてみると風切り音がひどくウムムムッって感じで使えそうにない。ちゃんと風防もしたのに、それを上回る北風だったとさ。
午前中は釣浜で、波の音を録音。その合間に写真もテキトーにパチリ。
さて、午後からどうしよう。そうだ!初寝浦のビーチに行こう。ここなら島中に溢れかえるシニアや学生さんも滅多に来ないはず。なぜなら、ビーチに下りる山道の勾配が急で、結構しんどい。
それに、ここは以前、幻の小笠原の固有種であり絶滅危惧種のアカガシラカラスバトに以前遭遇した場所だ。途中に会えるかもしれない。会えれば、人生で3度目のミラクルである。これで運気を変えよう。
またバイクにまたがり、初寝浦の入り口に到着。急な階段をどんどこ下りていく。もちろんアカガシラカラスバトを探しながら。が、聞こえてくる鳥の声は、あざ笑うかのようなウグイスの鳴き声。気にせず、先へ先へ。色々な場所ですれ違った観光客とは、全くすれ違わない。フフッ、その点では読みが当たった。そうこうしてる間に、なんとかビーチに到着。誰もいない。この海、独り占め。ヤッホー・・・といく予定であった。
ところが、ビーチ裏の茂みでけたたましいエンジン音。見ると作業員なオヤジ達。音は自家発電機がうなる音。生態をコントロールするための防護策を作っておった。すなわち、ここでは波の音を録ることが出来ない。ガーン。折角ここまで下りてきたのに。意気消沈。
ここで気を取り戻し、帰り道、山を登ってる途中にアカガシラカラスバトに遭遇するやもしれぬ。そうすれば、この苦労も報われる。帰り道はキツイ上りなので、すぐに大腿筋がパンパンになる。身体の内からほとばしる乳酸の量を加減しながら、頑張って元来た道を登る。寒い小笠原なのに汗ダラダラ。
ガムシャラに上り、遂にスタート地点に着いた。は~っ、疲れた。偉いぞ、自分!と褒めてやった。そこで、旦那、何かお忘れでないかい?って自問自答すると、そう、アカガシラカラスバトとの再会は淡くも儚く散ってしまってたのでした。
しとど流れる涙を風で飛ばしながら、バイクを走らせ、三日月山展望台へと向かう。ここで、夕日を拝むことが出来れば一日の締めくくりにちょうどいい。待っててくれ太陽。日没前の5時に到着。三脚を立て夕日を待つ。厚い雲。う~ん、5時半時間切れ。駄目だこりゃ。すごすごと宿に戻った私でありました。
もひとつオマケにオチが・・・録音した波の音・・・バッチリかと思いきや後で聞いてみると風切り音がひどくウムムムッって感じで使えそうにない。ちゃんと風防もしたのに、それを上回る北風だったとさ。
Posted by BLUE DOLPHIN at 22:15│Comments(6)
│小笠原
この記事へのコメント
すいません! 笑ろてしまいました(^o^)
アカガシラカラスバトの標識あるんですね~
そう簡単に会えないんですよ。だから会えるとうれしいんですよね~☆
いい運動になったようですね(^◇^)
そしてきっと不意に現れるんですよ。お楽しみ☆
素敵なビーチ♪
幻想的な夕日のカーテン☆ きれいですね~
ちょっと旅した気分になりました♪
アカガシラカラスバトの標識あるんですね~
そう簡単に会えないんですよ。だから会えるとうれしいんですよね~☆
いい運動になったようですね(^◇^)
そしてきっと不意に現れるんですよ。お楽しみ☆
素敵なビーチ♪
幻想的な夕日のカーテン☆ きれいですね~
ちょっと旅した気分になりました♪
Posted by 愛ナポ at 2012年03月03日 23:48
愛ナポさん、わろてください。わらわなしゃ~ない。
アカポッポはまた次回のお楽しみ。
夕日は見れなかったけど、雲間から差し込む光が綺麗でした。
アカポッポはまた次回のお楽しみ。
夕日は見れなかったけど、雲間から差し込む光が綺麗でした。
Posted by BLUE DOLPHIN at 2012年03月04日 17:37
小笠原でトレーニング?(笑)
昨年は余裕がなくて見れなかった
素敵な朝陽も見てみたいですが。。
波の音も、楽しみにしてます。
昨年は余裕がなくて見れなかった
素敵な朝陽も見てみたいですが。。
波の音も、楽しみにしてます。
Posted by くぅ at 2012年03月05日 13:47
くぅさん、図星です。
こちら来て走ってないので、そのぶんハードな場所にしました。
いい汗かきましたよ。
素敵な朝陽は、天気が安定して早朝にうまく起きられればとの条件付で。
波の音は、う~む、まあ聞けなくもないかな。
こちら来て走ってないので、そのぶんハードな場所にしました。
いい汗かきましたよ。
素敵な朝陽は、天気が安定して早朝にうまく起きられればとの条件付で。
波の音は、う~む、まあ聞けなくもないかな。
Posted by BLUE DOLPHIN at 2012年03月05日 21:27
あかぽっぽの標識かわいかですね!!
歩いて歩いて歩いて疲れて あかぽっぽも夕日もあえず... c'est la vieですねー
歩いて歩いて歩いて疲れて あかぽっぽも夕日もあえず... c'est la vieですねー
Posted by mah at 2012年03月07日 12:58
mahさん、この日は本物のあかぽっぽに会えなかったので、看板のあかぽっぽで、会った気分になる。これ、正しい~
まっ、C'est la vieであり、Que sera, sera.ですよ~
まっ、C'est la vieであり、Que sera, sera.ですよ~
Posted by BLUE DOLPHIN at 2012年03月07日 21:26