2011年04月06日

鈴木あやの - ドルフィンスイマー

今回の小笠原ツアーに参加いただいた方のお一人、鈴木あやのさん。ドルフィンスイムをやってる人なら誰もが知るスイマーだ。


鈴木あやの - ドルフィンスイマー


鈴木あやの - ドルフィンスイマー


鈴木あやの - ドルフィンスイマー



彼女の存在は2年前に風の噂でそれとなくは聞いていたが、流行りものに興味がない私の目には入らず、初めてお会いしたのが昨年大阪での海のイベント。それが、会ってみるとチャーミングなうえに気さくで、初対面なのにすぐに意気投合した。あとで知ったが、東大卒。天は二物、三物を与えてしまったようである。なのに、そんなことを鼻にかけることはなく、海の中ではもちろん、陸の上でも自然体で魅力に溢れた女性なのだ。

そんな彼女と初めて海で潜る。海に入ると、ミナミハンドウイルカの群れ。それを撮影していると、彼女がイルカにコンタクトを試みるのが見えた。するとイルカは彼女に気がつき、目が合うと同時にもう彼女の虜。イルカの心を掴んだ彼女はとてもゆったりとスローなペースで一緒に泳いでいた。その姿はとても美しく、私はシャッターを押す手を止め、それをしばらく眺めていた。

それまで、イルカにターゲットオンしていた私は、カメラの向きを彼女のほうに変えた。沢山のイルカが彼女の虜になるように私も彼女の虜になっていた。時間にすれば僅かな時間だが、イルカと一緒に絡む彼女の美しい泳ぎを何カットも撮った。この時、小笠原のミナミハンドウイルカのわりには長く絡んでくれたのは彼女に起因することが多い。彼女の息は他の誰よりも長い。だから深くまで潜りイルカの側に一緒にいられる。御蔵島でもそうだが、イルカは泳ぎが上手な人とは長く遊ぶ。

またいつか機会があれば彼女を撮ってみたい。海から上がったあと、そう思ったのでありました。


鈴木あやの - ドルフィンスイマー


鈴木あやの - ドルフィンスイマー


鈴木あやの - ドルフィンスイマー


鈴木あやの - ドルフィンスイマー


鈴木あやの - ドルフィンスイマー


鈴木あやの - ドルフィンスイマー


鈴木あやの - ドルフィンスイマー


鈴木あやの - ドルフィンスイマー




鈴木あやのHP
http://ayanoo.com/

鈴木あやののコラム - イルカと泳ぐということ
http://www.junkstage.com/ayano/

イルカ写真家・鈴木あやの写真展記念インタビュー
http://scubadive.jp/news/?tag=鈴木あやの



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Posted by BLUE DOLPHIN at 07:36│Comments(16)小笠原
この記事へのコメント
あやのの泳ぐ姿素敵です♥
今後の写真楽しみにしてま〜す。
Posted by 静流 at 2011年04月06日 09:23
すごいっすね~
まさにマーメイド・・・
Posted by jiri at 2011年04月06日 12:29
噂のあやのちゃんの生ドルフィンスイム、噂どおり!!
感動でした!!スゴ過ぎです!!
モデル。。と思いきや、
すっごく気さくでさっぱりしていて、一緒にいて楽しい人だったよ~(^^♪
あやのちゃんが撮った写真もとっても綺麗だったよ~。
鯨類系に強運の持ち主だそうです!!またツアー一緒に行こ~ね~!
Posted by りりー at 2011年04月06日 19:32
私も、あやのさんがイルカと泳ぐ姿に惹きつけられました。
まるでイルカの仲間。同士。
しなやかで本当に魅了されました。
そして、写真の腕も文才もすごい!

加藤さんの写真、あやのさんの魅力を充分に引き出してる~♪
Posted by くぅ at 2011年04月06日 19:48
こんな素敵なシーンに出会えたのも加藤さんのお陰。

そして、リリーさんが助けてくれたから。

有難う!ほんと嬉しかったです!
Posted by くぅ at 2011年04月06日 19:51
静流さん、あやのさんのご友人?彼女の泳ぐのを初めて生で見ましたが、うっとりですよね。まいりました!

jiriさん、写真でコレ。ほんまなら動画のほうがいいかも。ゆ〜ったりと泳ぐ彼女にやられますよ。

りりーさん、普段とのギャップがまたいいよね。彼女は鯨類系に強運、女神様だよ。へへ〜っ、とひれ伏す。お供えしないと。お賽銭かな。あっ、お賽銭は出さない主義やった。また海でランデブーしたいね。

くぅさん、いつもは短文で済ませてるけど、ちょっと長く書いてみました。ちょっと褒めすぎたかもしれない。でも、大げさじゃないよね。
素敵なシーンに出会えたのは、鯨類を呼ぶ女神あやのさん、色々サポートしてくれたりりーさん、くぅさんも初めての小笠原にワクワクしてくれたし、他のゲストの方々、ホントみなさんのおかげですよ!
Posted by BLUE DOLPHIN at 2011年04月06日 22:50
あやのさんの見事なスイムはMIXIのコミュで何度か拝見して
感動してましたが

また あらためて はぁぁぁぁぁぁぁぁ~

BDさんの技量の見事さもあるのでしょうがまるで動画のようですねぇ。

ドルフィンスイムってこうやってするもんなんですねぇー
はぁぁぁぁぁぁぁぁ。。。。。

ダサいおばさんが水面でバチャバチャやっても無理っすね~
しっかし この季節にこの寒空にビキニとは!!

優れた泳力、ナイスバディさらに大変な根性がいるんですなー!
Posted by しゅ子 at 2011年04月06日 23:35
しゅ子さん、ごぶさたしてます!
この冬も小笠原行ってきましたよ。
夏もいいけど、冬もいい!

あやのさんのスイムは綺麗でしょ。
僕も初めて実際を観て感動しました。

ドルフィンスイムは根性はちょっとでいいですよ。
あとは落ち着いて自然に海にとけることが出来るかどうか。

やる気になったら、ドルフィンスイムの練習始めて下さいね!
Posted by BLUE DOLPHINBLUE DOLPHIN at 2011年04月07日 09:47
しゅ子ちゃん、おひさ~

綺麗なものを綺麗に撮るのは一種、当たり前。

海の中って写真にすると年齢も体形も何とかなるのだ。
撮影の腕だよ腕(^^)。
ドルフィンスイム続けてチョ。
しゅ子マーメイドを撮る日が来るのを待ってます。
Posted by リリー at 2011年04月08日 11:00
わぁー リリーさん お懐かしい!

う~~~ん 年齢も体形もッスかぁ。。。。

オッシーッ!  練習してできるようになったら
またいつか、リリーさんにも 憧れのあやのさんにも会えるかもしれない!
Posted by しゅ子 at 2011年04月08日 22:49
拙者は腹をひっこめないといけないと何とかならない体型になりつつあります〜
Posted by BLUE DOLPHIN at 2011年04月09日 15:46
 2012年1月28日(土)12時。江古田のギャラリー『古藤』で鈴木あやのさんと、その写真と初めて出会いました。

 ラッキーです。

 御蔵島はサメとか、シャチとか、いないのですか?

 オレは海で溺れた体験から、ず〜っと海は怖いもの、恐ろしいものと思い込まされていました。別の顔もあるのですね。

 あやのさんが泳いでいる海は母親の胎内のようです。このように穏やかで、安全な海でしたら、泳ぎが劣等生のオレでも安心です。

 明日も「写真展のあやのさん」に会いに行きます。 
 
 イルカキックを遅れて知った、で水泳劣等生のオレ。
Posted by 変理 鏡 at 2012年01月28日 18:27
変理 鏡さん、こんちわ〜
御蔵島はサメはいますよ。
でもよほどのことがない限り大丈夫です。
シャチは島廻りには来ないかな。
僕は来てほしいですけどね。

海で溺れた体験があると、そのトラウマからなかなか抜けられないでしょうね。あやのさんの泳ぎの写真を見たのをきっかけにトライしてみては?

ちなみに僕は明日会場に伺いますよ。
もし、気がついたら声かけてください〜
Posted by BLUE DOLPHIN at 2012年01月28日 20:03
勉強もできて水泳の腕も抜群。運動神経も抜群。かつチャーミングで人間としても能力抜群。「勉強がずば抜けてできる人は何でもできる。」事のまさに証明ですね。日本国内の海とケチな事を言わず、世界の海の鯨・イルカの研究は勿論、貴重な記録を残して下さるようお願いを致します。日本のジャン・コクトーに成長されるのも夢ではないでしょう。
東京大学へ入る事は私の能力では全く何も通用しませんでした。水泳の腕もあやのさんと比較すると全然かないませんね。(残念ながら息がどうしても続きません。25m泳ぐのがやっとの情けない体力です。)体力がなければ東大へは入れない。しかもその先は進んで行けない。事が実によく解ります。
しかし、海は危険と背中合わせです。ウミヘビやイモガイ、ダチやカジキ、ホオジロザメ、アオザメ、イタチザメなどの恐ろしい生物が深い海にはどこにでもいますから注意しなければいけないですね。まあ、何れにしてもまさに海の女神になるために生まれて来た様な方ですね。羨ましい素質と体力。放線菌に関する英文の論文も拝読させて戴きましたが、英文の鯨類や生物学の著作を発表されましたならば、素晴らしい事と思います。
Posted by 神が与えたもうた鈴木あやの様へ at 2012年08月29日 23:12
書き込みありがとうございます。あやのさんご本人にお伝えしときますね。
Posted by BLUE DOLPHIN at 2012年08月30日 22:10
海洋は21世紀の現在でも本当に全くの未知の世界ですね。鯨やイルカや魚類・貝類の生活は殆ど解っていないのが現状ですね。はっきり申しまして、あやのさんほどの素晴らしい能力・体力と資質・学術に秀でた方が長く本腰を入れて研究しない事には海の本当の姿は何も解らないままになってしまうのではないでしょうか。
いいや、海と言う何もかも吸収してしまう暗黒の世界へ挑まれますカメラマンや探検家の方々は本当に勇気がある先覚者ですよ。文字通りパイオニアです。
今の地理学者は、「もう地球上で未知の世界はないよ。」と言う人が実に多いのです。余りにも暴言過ぎます(海の中の世界を地理的に強制的に調査してもらわないといけないですね。)から、原点に帰らなければならないのではないでしょうか。
Posted by 海洋は21世紀の現在、何も解っていません。 at 2012年08月30日 23:50
 
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